Day01 0521

出国 仙台▶︎羽田▶︎ベトナム

Germany Tour Memo Tag01
23.Mai Abfahrt Sendai▶︎Haneda▶︎Vietnam

21日早朝に集合し先ずは羽田へ！玲音はこの日誕生日！
楽器やらツアーケースを積んで車で。
「蒼き風の民」メンバーとは羽田で合流。
今回は直行便ではなくベトナムでトランジット＋昨年と違うのは蒼き風の民メンバーが全工程一緒という事で和太鼓チームは出演数も場所も大幅アップしました。

Day02 0522

▶︎フランクフルト▶︎シュパイヤー到着

Germany Tour Memo Tag02
22.Vietnam🇻🇳▶︎Frankfurt🇩🇪▶︎Speyer mit Aoki Kaze no Tami

トランジットの時間は約3時間💦
出発Gateに着くまでバタバタです。さて荷物は無事だろうか…

フランクフルトに早朝到着！朝早くからお迎えありがとうございます！
モーザご夫妻に会うと実家に帰ってきたようです！ただいま！
今年もお世話になります。

昨年もこのGateをたくさん潜りました（懐かしいしホッとします）
早速ホテル周辺にランチに買い出し、そしてディナー（全工程ビール付w）
そしてこの季節は昼が長く…バグるw

明日から早速仕込み＆リハ
時差ボケを早く治さねば…
昨年は変な時間に目が覚め深夜徘徊老人状態だったしw

Day03 0523

NonkiCon リハーサル シュパイヤー
with 蒼き風の民

Germany Tour Memo Tag03
23. Mai „NonkiCon“ Probe mit Aoki Kaze no Tami

グーテンモーゲン！
案の定起きたことのないような時間に目が覚め、散歩してもまだ朝食の準備ができていませんwそしてこの日は初会場入り〜NonkiConのリハーサルに行きました。
今回はプロデューサーが帯同しないので音響関係が不安でしたが現地テクニカルとのコミュニケーションもバッチリ！こんなに順調でいいのかしら？ってくらいです。
サムアパ、蒼き風の民、青い鯉のぼりブースもせっせと作りましたw

リハーサルと同時刻には蒼き風の民のメンバーは地元の天人太鼓の皆さんにワークショップを行ないました。いつか青い鯉のぼりの下で合同演奏できることを目標に合同曲をマスターしています！

夜はNonkiConを主催するモーザご夫妻をはじめとするドイツの皆さんが東日本大震災の時に手厚く支援されたエリアと交流を続けた団体が次は未来を見つめやってきます。今回は岩手県平泉町から岩屋比羅門神楽（たっこくいわやびしゃもんかぐら） 平泉町地域おこし協力隊 参照
のみなさんもNonkiConで演奏するということで一緒に歓迎パーティーを！ドイツに東北の風を吹かせますよ！平泉の皆さん日本に戻ってからもよろしくお願いします！
ちなみに震災当時の支援としては大崎市の中学校（当時は世界中が沿岸部に支援されていましたが内陸部のこのエリアは震度も最大値を記録し、道路や外壁の倒壊なども酷かったのです）にも文具などを支援されてました。当時の担当者も変わってしまい現在はつなががってないということで、2月に大崎市教育委員会とコラボした僕等はその時の担当された方（すっちゃん）に途絶えてしまった交流を未来に向けて復活したら？との提案に今回はプライベートではありますが同行していただきました。大崎市はコスプレイベントなども積極的に行ってますので何か進んでいったらいいなぁ。
あっその時は僕等も呼んでくださいよw
KYOは小さい頃からこうした交流の場面を幾度と経験（ニューヨーク同時多発テロ追悼コンサート、バリ島、アメリカウイノナ、台湾、韓国、ウガンダ、そしてドイツ）していますが、後にまで繋がっている皆さんとはこうした交流の場がきっかけだったりします。

いよいよ翌日初日を迎えます🥁

Day04 0524

NonkiCon Day1
シュパイヤー
with 蒼き風の民

Nonki Con

Germany Tour Memo Tag04
24. Mai „NonkiCon Day1“ Speyer mit Aoki Kazeno Tami

Germany公演の初日が始まります。
昨年から1番太鼓的にサムアパNonki Conのショーのオープニングを努めました。
昨年は自分達も海外公演という新しい「門」を久々という意味で主催されるNonki Conから「Gate」を1曲目にお送りしました。今年はドイツの皆さんを痺れさせてほしいということで「稲妻」のリクエストをいただきましたので演奏しました。

Day04 0524

NonkiCon Presents SAMURAI APARTMENT LIVE KONZERT
"Light Up" シュパイヤー

Nonki Con

Germany Tour Memo Tag04
24. Mai „NonkiCon SAMURAI APARTMENT Live Konzert『Light Up』“ Speyer

ドイツ初の単独公演

SET LIST
SE Open the Gate
M1 Light Up
M2 ゆめごこち
M3 真夜中のドア（Cover）
-MC
M4 フタリシズカ
M5 晴れ、春色
M6 Waves
-MC
M7 稲妻
M8 Fever777
-MC
M9 Schatzi
EN1 君がいる世界には

夜はサムアパメンバー、NonkiConスタッフとゲスト声優のTIMさんとアイリッシュパブへ

Day05 0525

NonkiCon Day2 シュパイヤー
with 蒼き風の民

Nonki Con

Germany Tour Memo Tag05
25. Mai „NonkiCon Day2“ Speyer mit Aoki Kazeno Tami

昨夜の感謝も込めてNonkiCon Day2のフェスに参加しました。
昨年のこのステージを思い出しながらこうして二年連続で演奏させていただいていることは当たり前じゃないんだなと思いました。
そしてみんなが温かくって、今年もこのイベントが最初で良かったです。
ありがとうございました！
来年も（その前でも可w）その先も続いていきますように。

僕等にはまだまだ連れていきたい仲間達がたくさんいますから！

Danke！NonkiCon2025

明日はOFF！

Day06 0526 OFF

シュパイヤー（観光）
with 蒼き風の民・達谷窟毘沙門神楽
すっちゃん＆達谷窟毘沙門神楽ラストナイト

Germany Tour Memo Tag05
26. Mai OFF Speyer (Sightseeing) mit Aoki Kaze no Tami & Takkoku Iwaya Bisyamon Kagura

この日はオフ👍と言う事で蒼き風の民・達谷窟毘沙門神楽の皆さんと現地の観光ガイドとNonkiConでも通訳してくれていたハナちゃんに通訳してもらい、シュパイヤーの観光をしました。
昨年PVを撮らせていただいたシュパイヤー大聖堂やユダヤ教のシナゴーグやミクヴェ(沐浴場)を観光し、昨夜も行ったレストランでみんなでランチ。
そのあと去年も行ったホテル兼レストラン兼ブリュワリーのdom hofで平泉御一行とすっちゃんがドイツラストナイトなのでみんなでディナー。
日本に戻ったら再会の約束をしました！

※ちなみに…昼もビール、夜もビールでどれがどのビールかもはやわかりません💦
なのでご了承ください。
やっぱり全員がカマラマンになると画像豊富よねw

Day07 0527 移動〜演奏

シュパイヤー▶︎デュッセルドルフ
KULTUR IN DER KLINIK
with 蒼き風の民

lvr_Klinikum Düsseldorf

Germany Tour Memo Tag07
28. Mai AUS Speyer▶︎Düsseldorf mit Aoki Kaze no Tami

デュッセルドルフへ！
ドイツの中でも日本人が多い街。昨年はJapanTagに参加し自分達が経験したこともないような野外フェスでびっくりしました。今年はNonki Conと日程が重なりデュッセルドルフはないかなと思われていましたが、2日間昨年の演奏会場と観に来られた方からのオファーで演奏することになりました。なんか嬉しいですね。
初日の今日はこれまた初経験ですが、大学病院の精神科が行なっている音楽療法の一環で音楽を通し、患者さんや地域の方も含め同じ環境でコンサートを体験するというものです。
過去には有名なラッパーの楽曲に患者さんが参加しリリースをしたり、世界の民族音楽を聴いたりと様々な活動を行なっています。
初体験といえばKYOが移動の関係で初Autobahn（高速道路）を運転しました。
本番は
そして、KYOやレオトがお世話になったあっきーが今年も会場に顔を出してくれました！本当に嬉しかった〜

※本日は医療現場での公演のためプライバシーを尊重し本番の写真撮影は禁止となっておりリハーサルの画像のみとなります。

終了後会場を出てこの日のホテルにチェックイン、みんなで近くにある中華料理屋に行き老を労いました。
そしてDüsseldorfは明日嵐（天気）が来るとのことで中止が発表されました。

Day08 0528

STADT STRAND DÜSSELDORF
with 蒼き風の民
Leistungseinstellung 中止
からのOFF

STADT STRAND

Germany Tour Memo Tag08
28. Mai Dreharbeiten zu „Stadt Strand KONZERT

本領発揮w
前回もDüsseldorfでは突然の大雨にやられた。今年のJapanTagも雨の中の花火やら、土砂降りの中のライブの画像も見られたのでこの時期は雨多いのかもですね。
せっかくなので、前回ゆっくりできなかったDüsseldorfを探索するなどしながらお土産とかみましょうかね〜
あっ日本食も食べたくなってきた頃なのよね。

探索しながら昨年のJapanTagの演奏２ヶ所（内１ヶ所は今回もする場所でした）までいっちゃいました！
←この時は晴れてたので本当にやれるんじゃないの？って感じでしたが…この後豪雨w

今日は神様がくれたリフレッシュ日だと思って夜のDüsseldorfも楽しもう。

Day09 0529 Finale

Brunnenhof トリア
SAMURAI APARTMENT&CHARAN PO LANTAN
コンサート

Deutsch-Japanische Gesellschaft Trier e.V.

Germany Tour Memo Tag09
29. Mai 
公演最終日この日はデュッセルドルフからトリアまで移動し公演となります。
そしてCLIMBもドイツのアウトバーンを初運転！３台での移動です。
トリアはルクセンブルク、フランスのとの国境エリアに位置するドイツ最古の街で、歴史的建造物と近代建造物が隣り合わせ。
そしてSchatziができた場所でもあります。

コンサートの会場も世界遺産ポルタ・ニグラ（外壁の黒い石から名付けられた黒い門という意味）の隣接された場所（Brunnenhof Trier）での演奏です！
世界遺産２ヶ所目！昨年はシュパイヤー大聖堂前でPV撮影が許可され、今年はトリアポルタ・二グラでコンサートです！あまりにも淡々と書いてるせいか（文章力が無いだけw）日本での反応も薄いだろうなぁ…とか思ってますが、本当にすごい事だと思います！

 この日はCHARAN PO RANTANさんのご配慮もあり、オープニングは蒼き風の民の太鼓で始まり→CHARAN PO RANTAN→SAMURAI APARTMENTの順でのコンサートになりました。

ただいま！
ドイツのじぃちゃん！

そして…昨年訪れた時に大変お世話になったしもちゃんのドイツのじぃちゃんヨハンさんとの再会。独日協会トリアの重鎮で震災の時は女川などの支援をされていた方です。
しもちゃんが覚えたてのIch liebe dichと彼に言うと…おい照れるじゃないかwそれは告白の言葉だからそう簡単に言うもんじゃないよ、孫のようにかわいいシャツィー（宝物）！ていっているのを聞いて今回のSchatziという曲ができたんです。（歌詞にはいくつかの訪れた場所をイメージしたワードが散りばめられています。）

そんなヨハンさんが繋いでいただいたもひとつのミッションがありました。
トリアにある芸術大学の学生とのコラボです。
最初からプログラムされていたものではなく、昨年キャンパスで演奏させていただいた時に学生の方から「MCでお話ししていた東日本大震災や青い鯉のぼりプロジェクト」についてもっと詳しく教えてほしい」という話があり、彼女は卒業制作で「青い鯉のぼりの絵本」を作りたい！と言ってくれました。
それを横で聞いていたヨハンさんはその制作にかかる費用を協力しよう！と速攻言ってくれたのです。

これがヨーロッパ文化の若いアーティスト育成の姿でした。日本もかつてはそう言った名もなき若いアーティスト育成のシステムがあったはずで、その頃の芸術は今でも世界に誇る作品になっているような気がします。ポイントは、その場でお金をあげたりするのではなく、それぞれの未来に対して約束を交わし、それが達成されたときに約束が施行されるというものです。
スポンサーは若いクリエーターが途中で逃げたり、違うものを上げてきた場合には約束を進める必要はなく、無理に追いかけたりせず芽が出るのを自然に任せて待っている。
無名の若きクリエーターは全く見えなかった未来が約束されたのですから、必死に作品を仕上げます。経歴はもちろんそれをステップアップに利用し更なるプロモーション活動と創作の意欲へとつながります。良し悪しは別として、日本の場合は最初に資金を出して囲ってしまい、結果を出す前から過度なサポートが始まり、これだけつぎ込んだんだから！みたいなケースや、約束を交わす事なく最近は質より量みたいなSNSなどの登録者数やグットボタンの数で決め、自ら足を運んでいい作品、いいアーティストを見つけるというクリエイティブなディレクターは少なくなってきたような感じもあります。

そして１年を経てその絵本は完成し、その贈呈式も行われました。
日本でも知っていただき、被災した東北の幼稚園や保育所などにも贈呈したいということで出版にまでなったそうです。この先学生さんはどんな職業についていくのかわかりませんが、彼女の人生の中でも素敵な活動ができたことと思いますし、僕等もその橋渡しの一役を担う事ができて幸いでした。

Day10 0530

観光→移動日

Germany Tour Memo Tag10
30. May 

全公演を終えドイツベースであるシュパイヤーへ移動日です。
移動の前に古代ローマ時代の遺跡群があり、世界中から観光客が訪れるこの街を観光しました。

ポルタ・ニグラ（Porta Nigra）
前日コンサートを行った場所ですが、準備→リハ→本番→ビールwと下からは見ていた上階にも入ってみました。
ユネスコの世界遺産に登録されている。「ポルタ・ニグラ」とはラテン語で「黒い門」という意味で、その名の通り、外壁の黒い石から名付けられ、中世の呼び名であるため、古代ローマ時代の名称は不明だそうです。

トリーア大聖堂（Trierer Dom）
昨年も訪れまして、皆さんにはアー写として見覚えがあるんじゃ無いかな？
ドイツ最古の大聖堂で、非常に長い年月の間、様々な時代に様々な様式で追加が行われ修復されたというより付け足されていった為、同じ視野の中に太古、中世、現代が混在しているのが特徴です。

その他街で買い物などもして、シュパイヤーに帰りました。ドイツのじぃちゃんまた来年！ヨハンさんは結構日本に来ているからその前かも。
実家に帰ってきたようですw

Day11 0531

お買い物しにフランスへ！
Last Nightは荷造りとホームパーティー
シュパイヤー

Germany Tour Memo Tag11
31. May 

ドイツラストナイトデーの今日はご褒美にフランスのセルツという街まで行ってきました。（もちろん運転も）
島国の私たちにとって、陸続きの国境を越えるというのはちょっとイメージがつきません…とか考えてるうちに越えてしまいましたw（ランダムに検問はあるようですよ）
トランジットのベトナムから始まりドイツ、フランスまで行ったことになります。

昨年のドイツ公演から帰ってきて直後に行われた東京ライブのMCで「俺たち３年後にはヨーロッパツアーします！してなかったらたいしたことない奴らだったって笑ってやってください！」といっちゃいましたが…近づいたのか、遠のいたのかは未来の自分達のみぞ知ること。
今はその夢を強く思い、そしてブレずに自分達の音楽を続けて参ります。

そしてドイツ最後の夜は荷造りをしモーザご夫妻の家でみんなでお食事をいただきました。舞台監督のパトリック（しもちゃんのBassの手配もしていただいた）も駆けつけてくれて和やかなホームパーティーでした。

Day12 0601

出国 フランクフルト▶︎ベトナム

Germany Tour Memo Tag12
1. Juni Frankfurt→Vietnam

最終日です。濃い日々でしたが終わってみるとなんだか寂しい感じもするし、胸張って無事帰りたいという気持ちが正直なところです。

今回もモーザご夫妻をはじめ、ヨハン、などたくさんお世話になりました。
この御恩をどうやって返したらいいのか…
やはり信じるものを追い続けていくこと以外ないと思っています。
本当にありがとうございました。

もうすぐ魔法が溶けていくんですね…
またこの国に、この街に帰ってこれるよう頑張ります！

そして日本から応援していただいた皆さんにもありがとう！

Day14 0602

帰国　
ただいま！
ベトナム▶︎羽田▶︎仙台

Germany Tour Memo Tag13
2. Juni 

無事日本に到着しました。
ただいま。
これから、楽器や荷物を車に積んで、宮城に帰りま〜す（まだ旅の途中）
ちなみにドイツからベトナムまでの便が1時間遅れたのでトランジットびびってましたがなんとかバタバタ乗り継げました。
なので朝も早く行きのようなウキウキ画像はありません（悪しからず）。でも成し遂げて帰還した安堵の顔は随所に。

そして、5分早く羽田に無事到着しました。
ただいま！日本。

こうしてひとりまたひとり家路に着くとぽっかり穴が空いてなんだか寂しいですね。
さあ、次の挑戦と出逢いにまた歩き出しましょう！

完